ゲスト登壇のお知らせー「映画監督と考える! グッとくる日本語字幕ガイド・音声ガイド」

明日2月22日 19:30-20:30 オンラインにて

日本映像翻訳アカデミー(JVTA)さん主催のセミナーシリーズ「JVTAリモートセミナー・シリーズ Winter 2024 ~言葉で遊ぶ!クリエイティブな映像翻訳の世界~」のうち1つ「映画監督と考える! グッとくる日本語字幕ガイド・音声ガイド」にゲストで出演します。

内容としては、私が監督した映画『まなみ100%』を教材として、バリアフリー字幕について考える、と言った内容になっております。

映画監督と考える! グッとくる日本語字幕ガイド・音声ガイド

JVTAさんには『まなみ100%』の英語字幕も制作して頂いております。当日は、映画監督は何をするのか?等々の話もする予定です。参加費も無料ですので是非お越し下さい!

(お申込みが明日18:30まで。こちらの参加ページより事前申し込み制なので、ご注意ください。)

受付は終了しました

バリアフリー字幕って?

バリアフリー字幕とは、聴覚障害者や難聴者が映像コンテンツをより容易に楽しむために提供される字幕システム。通常の字幕に加え、音楽、効果音、登場人物の感情などの非言語的情報をテキスト化し、視覚的に伝達する。

特徴

  • 非対話情報の提供: 対話だけでなく、背景音楽や環境音など聴覚情報をテキストで伝える。
  • アクセシビリティ向上: 聴覚障害者に映画やテレビ番組の完全な体験を提供し、情報へのアクセスを改善する。

適用場所

  • 映画館: 特別な上映会での使用や、専用受信機を介した個別提供がある。
  • テレビ放送: 視聴者が自宅でバリアフリー字幕を選択できるオンデマンドサービス。

社会的意義

バリアフリー字幕の提供は、文化的コンテンツへの平等なアクセスを促進し、障害者の社会的包摂に貢献する。国際的な障害者権利条約に沿った取り組みの一環として、障害の有無にかかわらず全ての人が情報にアクセスできる環境を目指している。(→「視聴覚障害者等向け放送の普及促進」)

映画監督と共に考える シーンの魅力を最大限に引き出す表現とは?
見えにくい・見えづらい人のための、映像作品の「画」が伝えている情報を言葉で説明する音声ガイド。聞こえに困難を抱える人のため、映像作品の「音」が伝えている情報を文字にして表示する日本語字幕ガイド。映像のバリアフリー化が急速に広まっていく昨今、この音声ガイドや日本語字幕を使って作品を楽しむ人が増えています。
しかしながら、映像のバリアフリー化を担う“中の人”が何を考えて作っているかは意外と知られていません。 本セミナーでは映画『まなみ100%』の川北ゆめき監督と、JVTAのバリアフリー講座で講師も務めるディレクターが、シーンの魅力を余すことなく伝える“グッとくる”表現を、作り手の立場から一緒に考えていきます。 映像のバリアフリー化の基礎知識はもちろん、音がない・画がない映像の楽しみ方を考える本セミナー。映像作品の見方が180度変わるかもしれません。

【こんな方におススメ!】
・映像のバリアフリー化に興味がある方
・映画が好きな方
・映画を普段とは違った角度で観てみたい方
・日本語表現を磨きたい方

【内容】
・「映像のバリアフリー化」とはどういうものか?
・映画『まなみ100%』のシーンを音声ガイド、日本語字幕ガイド付きで見てみよう
・映画監督と日本語字幕ガイド制作ディレクター、それぞれの立場で考える音声ガイドと日本語字幕のポイントは?
・“グッとくる表現”に仕上げるには?

映画監督と考える! グッとくる日本語字幕ガイド・音声ガイド
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DCP制作について

弊社では、これまでの映画製作を行なってきた経験を活かして、デジタルシネマパッケージ制作(DCP制作)の依頼を受け付けております。 デジタルシネマパッケージ制作|公式Webサイト

執筆者

川北 ゆめきのアバター 川北 ゆめき 合同会社ユメキラメク 代表

合同会社ユメキラメク 代表の川北ゆめきです。映画監督として映画作品を製作しながら、映像制作に関連した事業運営をしています。

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